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す。我々は 応できる、そ たいと思っていま

　

ただし、初めから総

てはうまくいかないもの なる専門性も必要です。総 頂く先生方には、専門医として 躍を目指す中で、総合的な考え方 を身につけるべく、実践的な臨床の経 を積んでいくというところで滋賀病院を 利用していただければと思っています。 柏木 　

研修医を育てるためにはそこが最

も重要なところで、限られたスタッフの 中で、第２病院として総合的な診療、技 術、考え方、患者さんへの対応のクオリ ティを上げてもらい、もっと上を目指し て、最前線で実行してもらいたいと思っ ています。

　さらに、東近江では「三方よし」に代 表されるように、顔の見える医療をして こられた背景がありますので、その推進 役にもなっていただきたいと思っていま す。

　

また、患者さんの気持ちを汲める医

師を育てるということも一つの課題です が、 これはかなり教育が重要になります。 研修医を育てるということからみて、今 後の意気込みなどありましたらお聞かせ ください。 来見 　

総合外科学講座として教育、研

究、臨床３本柱をすべてやらないといけ ないのですが、まず、地域医療をうまく 展開するための方法論を研究する分野で あるということを一番に挙げたいと思い ます。特にコンピュータの活用法につい て、地域間の情報をどのようにつなぐか

を研究テー どを研究して たいと考えていま

　

同時に、患者さん抜き

きないということを十分 者、臨床医を育てることを やっていきたいと思います。

　

臨床はすでに始めていますので、

な方法論の中の一部として、今までシ ズを出してこんなことができますという シーズ発想型の医療でしたが、これから はニーズをいかに充足できるか、そこを ターゲットとして進めていきたいと考え ています。 柏木 　

趣旨として素晴らしいので、ぜひ

発展させて完成してほしいと思います。 辻川 　

それぞれの専門診療科から総合内

科に来る医師がほとんどですが、それを 大きく変えようとせず、各医師が６?７ 割は専門を伸ばし、３?４割はできるだ け幅広い総合的なマインドを持って裾野 を広げていこうと、スタッフには伝えて います。

　

専門分野については、滋賀病院に来て

レベルが落ちるということはなく、大学 と同じ高度なところも進めていけるとい う考えを持ってほしいと思います。幅広 くやると全体のレベルが下がるイメージ がありますが、決してそうではないとい うことを周知したいと考えています。

　

研究については、最低年１回は大きな

学会で発表できるようにして、さらに論 文を書いて業績を残すことも重要です。 診療や教育はもちろんですが、臨床研究 分野も総合内科学講座として、スタッフ には少しノルマを課すようなことを考え

ていきたい 柏木 　

I

T化の問題ととも

は、若手医師にい 指導してもらうかと スレポートを重視するな ケースレポートに適した多 ります。

　

特に、学生?研修医

の教育では、

「顔の見 える」 とか、

「人と人を つなぐ」

「三方よし」 が キーワードになると 思いますが、もう一 つ論文を自分でまとめ る、症例をきちんと診 るというトレーニング は、ふつうの病院では なかなかできないこと ですので、それをどう 支援するかが重要にな ります。学長も最大限 の支援をしたいとおっ しゃっていますので、 それができるような体 制づくりをしていきた いと思います。

　

国立病院機構の理解

と支援も必要です。目 前の経営だけにとら われないで、新しい 医師養成体制を作っ ていく、一つのモデル ケースにするという趣 旨で、国立病院機構の 方針はもちろん尊重し ますが、新しい方向性

を出すわけ は、十分理解 ます。ぜひそうい を作っていただいて 目指していきたいと思い

　

本日はどうもありがとうご