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23 SH I GA I DA I NEWS v o l . 1 8

優れたジェネラリストの育成を目指す臨床教育看護師育成プラン

想とかけ離 リアリティー

 

教員が病院で実際

で、よりリアリティ 元できるようになると考

 

本学では病院と学科が距離

あって、他大学に比べるとこれ 流が盛んでしたが、今後いっしょ ことで、学生時代から臨床看護師への 関わっていくことを意識的にやっていけ 考えています。

 

さらに今後は、臨床教育助産師育成プログ

ラムの開発や潜在助産師の就労支援のほか、 本院以外の滋賀県下の看護職員の研修受け入 れや物品の貸出などを行い、滋賀県全体の看 護の質の向上に貢献していきたいと考えてい ます。 臨床看護師のあるべき姿を伝える

 「臨床教育看護師育成プログラム」を終え た4名の看護師には、1年間、それぞれの部 署でどういう教育的関わりをするかという目 標を立てて実践してもらい、それが終わった 時点で臨床教育看護師として認定することに なっています。すでにそれぞれの部署で問題 に取り組み、自主的に事例検討会を始めるな ど、点からの広がりが始まっていることを手 応えとして感じています。

 

今、認定看護師や専門看護師、特定看護師

が注目を集めていますが、

「普通の看護師」 で あるジェネラリストとしての看護師が臨床の 現場を支えていることは言うまでもありませ ん。

 

けれども、このままのジェネラリストでい

いのかと思い悩む若い看護師も多く、また看

護師となっ より重い責任 看護師がこの時期

 

当院のような急性期

日数が極端に短くなって する達成感などを感じにく ではないかと考えます。

 

そんな中で、臨床教育看護師には

通して臨床看護師のあるべき姿を見せ で、看護職としてどうあるべきか、何を していくかを他の看護職に伝えていくことが 求められています。 明日はもっといい看護をするために

 

特別な資格を持たなくても、良い看護を提

供することができます。明日は今日よりもっ といい看護ができるよう、自ら目標を掲げて 学び、ジェネラリストとしての仕事にやり がいと意義を見いだせるようにしていくこと が、臨床看護師としての成長を促します。

 

今回、ジェネラリストを支援する取り組み

が認められたことは、

「普通の看護師」 として 存在することの価値を再確認できる機会に なったと思います。このプランで取り組んだ ジェネラリストを支援する事業を、事業終了 後にどのように継続?発展させていくかが今 後の課題です。

 

また、教育の効果を評価することはたいへ

ん難しいため、今後、さまざまな角度から検 証していくことが必要になります。

 

そして、優れたジェネラリストを育てるこ

とで、質の高い看護を提供するという、患者 さんにとって意味のある成果につながるよう に事業を展開していきたいと考えています。

人看護師の まえて、正確 きます。また、新 トレス調査の結果を 神面でのフォローも組み 臨床勤務によるリアリティ 育を学生に還元

 

看護学科教員のフォローアップについて

は、教員の看護技術の更新を目的として、一 定期間の臨床勤務 (年間

30日以上)を実施し

ています。教員が希望する部署?期間?方法 で勤務できるよう、看護臨床教育センターが 調整を行います。

 

この事業プランの背景には、新卒看護師の

離職率が全国平均で

10%近くあって、職場を

去る理由の一つとして、臨床現場の現実が理

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