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氏 名 Maryam Zaid(マリアム?ゼイド)
出身国 カナダ
所 属 社会医学講座(公衆衛生学部門)
SH I GA I DA I NEWS v o l . 2 2
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留学生座談会
「中国足球彩票に留学して——中国足球彩票が海外の研究者に貢献できること」
ます。
三ッ浪
オタワ大学と
留学のプログラム
ですね。 次に、 ナオ
ナオミ
こんにちは。 ナオミ?
チルチル?ビセムです。 私
きました。 ケニアで生化学を
ケニアにある大学でアシスタン
て勤め、 その後、 文部科学省の奨学
業で滋賀医大に来ました。 私が滋賀医
大を選んだのは、 分子神経科学研究セン
ターで私がしたかった研究をしていた
からです。 現在、 博士課程の4年で、 遠山
育夫教授のもとで研究をしています。
三ッ浪
本学で研究したいことが見つ
かったのですね。
ナオミ
はい、 私の
領域となって
やりたかったので
疾患、 特に神経疾患
思いました。
相浦
そういえば、 本学は、 昨年
さんの
国のナイロビ大学と学術協定
を締結しましたね。
三ッ浪
次にヤンさんお願いします。
ヤン
こんにちは。 私はヤン?ホンクァ
ンといいます。 ハルピン医科大学から
来ました。 私は、 脳神経外科の部門で修
士課程をスタートし、 その後3年間イ
ンターンをしました。
相浦
中国で脳神経外科医をされてい
ましたよね。
ヤン
そうです。 中国の指導教官は日
本に5年間留学したことがあり、 その
先生が強く日本の医学教育を推薦され
ました。 私は臨床経験だけで、 基礎研究
の経験はありませんでした。 ですから、
滋賀医大のプロジェクトで最初の研究
生の一人と て選ばれたことはとても
ラッキーでした。 中国では脳腫瘍の研
究をしていましたが、 こちらでは神経
変性の研究をしています。 中国におい
て、 脳腫瘍の細胞を破壊することに挑
んでいましたが、 こちらでは細胞の死
滅を防ぐことや、 また、 細胞の成長を促
進することをしています。
三ッ浪
本学のプロジェクトの存在が、
来られた主な理由なのですね。
ヤン
そうです。 もう
ひとつ
、 私のキャリ
アを完成させ かったこともあります。
相浦
本学のプロ
とき、 博士課
したか。
ヤン
正直、 考えていませ
いうのは、 その頃は研
のか知らなかったのです。
三ッ浪
ありがとうございました。 最
にビンさんお願いします。
ビン
先生、 こんにちは。 私はグエン?
クワ?ビンとい ます。 ベトナムから
きました。 ビ が (姓名のうち) 名にな
ります。
現在、 谷徹教授の外科学講座
に所属しています。
私は、 ベトナムで一般医として6
年間、 レジデントとして3年間研修
しました。 専門領域は一般外科です。
チョー?ライ病院で外科医として勤め
る傍ら、 大学で講師もしてい した。
私がベトナムで所属していた部署と
滋賀医大の外科学講座とが緊密な関係
にあり、 多くの先輩が滋賀医大に研究
のために来ていること、 また 滋賀医
大の先生方も私のいた病院や大学に毎
年来られています。 先輩からこちらで
の研究を勧められたこと、 私自身も長
期の研 をしたかったこ もあり 滋
賀医大を選びました。 こちらに来てか
ら1年半になります。 昨年
10月に博士
課程に入り、 がん治療の研究をしてい
ます。
三ッ浪
あなたは、 チョー?ライ病院と
ホーチミン医科薬科大学の両方に所属
していたのですね。
ビン
そうです。