SH I GA I DA I NEWS v o l . 2 2
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氏 名 楊 宏寛(ヤン?ホンクァン)
出身国 中国
所 属 分子神経科学研究センター
を2, 3挙
ひとつ
はこの留学
プロジェクト
課程に先立って、
究や環境を経験でき
次に博士課程について
目から研究を始められるこ
し最初の課題が上手くいかな
しても、 他の課題に変更するた
分な時間があります。 これはとても
い点です。
3つ目は、 留学期間に国際交流会館
で暮らせることです。 住 い 探す負
担が無いことは良い点だと思います。
滋賀医大は、 都市にもアクセスが良い
一方、 都市の喧騒からは離れています。
生活費も安くすみますし、 地域社会も
存在してい に近いので、
ます。 また、 滋賀
良い点もあります。
相浦
それでも、 より助けを
たのではないですか。
ナオミ
大きな問題といえば、 言葉の
が考えられますね。
相浦
確かに、 私も書類の多くが英語
で書かれていれば助かるのではないか
と察します。
ナオミ
それでも、 私はこちらに来る前
には知らなかった多くの良い点を見つ
けることができ した。
三ッ浪
ありがとうございました。 ヤン
さんはどうですか。
ヤン
私は、 滋賀医大の良い点はその
まま日本の良い点だと思います。 マリ
アムさんが言ったように、 滋賀医大は
私たちの留学生活をしやすくしてくれ
ています。 良く面倒も見てもらっ い
ます。 来日して2年半になりま 、 日
本は信頼できると思い、 妻にも一緒に
暮らすよう勧めて、 今はともにこちら
で生活を満喫しています。 あと、 私を
変えた点として、 特に第二次世界大戦
中の中国と日本との間の歴史問題につ
いて、 メディアからの双方の国につ
ての歪んだ情報につい 気づくように
なったことです。 日本に来て見 が変
わりました。
相浦
双方ということですが、 私たち
の学生もハルピン医科大学に行き、 お
世話になりました。
ヤン
私は、 滋賀
の交換留学を
が続くことを願っ
や他の国の留学生と
偏見なく話しています
とが、 考え 多様性を受け
に繋がっていくのではないか
います。
相浦
こちらで住むといったことのほ
かに、 他の国の留学生と一緒に暮らす
ことで柔軟になったと言えるというこ
とですか。
ヤン
はい。 みなさんが私を少しずつ
変えてくれました。 変化を受け入れ
ことができるよう なりました。
それと、 少なくとも日本の医学教育
は高度で、 私たちが学ぶことは多くあ
ります。
相浦
ハルピン医科大学に伺いました
が、 キャンパスの大きさ、 美しさに驚き
ました。
ヤン
私の役割は、 両校の架け橋とな
ることです。
三ッ浪
ところで、 なぜ滋賀医大を選ん
だのですか。
ヤン
自問自答したのですが 正直、 み
んなアメリカに行きたがっていると思
います。 私 場合、 先輩が滋賀医大の分
子神経科学研究センターを強く勧めた
ことによります。
相浦
留学の奨学金を得るのは、 厳し
い選考がありますよね。 ですから、 本当
に優秀な学生がやってきます。
ヤン
そうです。 競争はとても激しいです。
留学生座談会
「中国足球彩票に留学して——中国足球彩票が海外の研究者に貢献できること」