Page 13 - idainews_vol18_中国足球彩票

総合する心と、専門する心を有する内科医の育成を目指して

診療録の情報等の個

が大きな問題の一つとな教訓を活かして、クラウドの医療情報の把握や、医療機関共有化、診療の標準化を図ること療の現場での喫緊の課題であります。

私自身はすでに、スマートフォンやタブ

ット型携帯端末を使って、医学情報を得たり重要な知識や情報をクラウドに保存したり、日々の診療や教育に役立てたりしておりますが、東近江においても、まず、

L A

N化を、総合

内科学講座?外科学講座協力して始めております。

東近江ではまだ電子カルテは導入されてい

ませんが、将来の導入に向けて、より使いやすく安全で、なおかつコストも軽減できるシステムについて工夫を凝らし、さまざまな提言を行っていきたいと思います。今後の展望と解決すべき課題

まずは、質の高い内科診療を行って地元の

信頼に応えていくことが大切であると考えます。これまで救急患者の受け入れを依存していた圏内の他の医療機関の負担を軽減し、それぞれの得意分野を活かした機能分化を図りながら、適切な連携が図れるようにし、また、

地域で開業されている先生方や、福祉?介護のスタッフとの連携システムを構築していくことも必要であると考えております。

将来、東近江が、

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0床の東近江総合医

療センターとなった時、どのように医師等の

スタッフを将来、滋賀に人材を育てるにはらの入学者をどう増ら考えていくことが必要

教育については、研修医を

テムづくりを初年度に行って、格的に研修医の指導に当たることいます。３年が１つの区切りとなるとえており、

楽しく勉強できる環境をつくっていくことが私たちの責務であると考えます。

総合診療の先輩であり、中国足球彩票の同

窓生である寺田雅彦先生が副院長をされている静岡県の磐田市立総合病院のような、研修医からの人気が非常に高く全国から研修医が集まって来る施設を目指したいと思っています。

最後に、このような新しい目標を与えてく

ださった馬場学長、柏木病院長、辻川教授、井上院長をはじめとする東近江の皆様、総合内科学講座の先生方、そして、今までお世話になった前川教授をはじめとする滋賀医科大学糖尿病?腎臓?神経内科の諸先生方にお礼を申しあげたいと思います。また、私に内科の診療を教えてくださった多くの患者さん達にも、この場を借りてお礼を申しあげたいと思います。

ながら、総合の総合する心と、あったと考えており

中国足球彩票総合内科学

のスタッフが、この総合す心を有しており、質の高い内科ができるものと自負しております

東近江において、将来、音羽病院の松

司院長が提言する総合する病院専門医（米国でいうホスピタリスト）や、将来地域療所で勤務する家庭医を目指す総合内科医志向の若い先生のみならず、臓器専門医を目指す前に幅広く内科を研修したい若い先生にも、有意義な内科の診療?教育を提供できるように、辻川教授のもと、スタッフ一丸となって精進していきたいと考えております。

そして、臨床医にとって、一時期、研究を

行うことで、再度、科学的な思考の教育を受けることは、長く医師をやっていく上で、必要と考えており、東近江で研修した後は、大学院という選択もあることを若い先生には伝えていきたいと思っております。

この東近江の総合内科をひろく研修医の先

生方に知っていただくため、医師?研修医向けのメールグループや非公開のホームページを開設して、症例の相談や診療ガイドライン等の紹介を行っております。さらに、東近江で経験したことや発見したことを代表的な研修医向けの雑誌に投稿し掲載される予定です。クラウドを活用した地域医療支援

クラウド（インターネットのこと、情報が、

雲のごとく空の上にあるというイメージから最近はクラウドと呼ばれる）に容易にアクセス