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SH I GA I DA I NEWS v o l . 2 1
学課程
14年から
4学年に
学習を実 ている。 また
Lを2回受験する
学力の向上に役立て
主研修にも毎年
25名前後が参加している。
一方、 地域再生の核となる
に関する知識をSSHなどの高
加し、 生命科学に深い関心を示す
開講座や小中校の出前授業など積極的
賀県がん診療高度中核拠点病院などとして
器疾患、 特に冠状動脈バイパス手術について
実績を示している他、 地域の医師、 看護師、 技師
会を多数行うとともに 研修センターを通して、 ト
を与えている。 研究についても5大プロジェクト (カニ
た再生医療、 神経難病、 MR医学、 生活習慣病の疫学研究
明と治療、 総合がん医療) を中心に研究業績も多く、 また、 医
よる立命館大学など地域の大学や企業との産 連携により、 次世代
手術システムの開発など新技術が生まれ、 外部資金の獲得も増加して
いる。 さらに、 基礎医学と臨床医学の融合による新しい研究領域を目
指すとともに、 新たな技術革新を期待している。
診療においては、 各種病院機能評価に従って評価された結果が週刊
ダイヤモンド (平成
24年
10月) に掲載され、 全国国立大学病院で2位と
いう最高の評価結果が得られている。 その他、 先進医療、 高度医療のみ
ならず、 臨床治験、 そして、 病院機能を表すチーム医療については栄養
サポートチーム
(NST)
感染制御チーム
(ICT)
で多くの実績がある。
このように見てくると、 本学の取り組みは人材育成、 研究及び産学
連携、 さらには病院機能についてもほぼ順調に成果が得られている。 今
後、 文部科学省から示されるミッションの内容については、 未だ明確で
はないが、 本学の理念に基づく運営実績を基盤に 現在の社会におけ
るニーズに対応した視点で、 大学の機能強化と連携を推進する。 すな
わち、 教養教育の充実と大学院の教育研究や他大学との連携による新
たな研究成果、 また、 メディカル ?イノベーションによる地域産業の活
性化、 院の活性 人育成協力機
もとに、 信頼さ
本学が社会の要請に
デンスを重ねることが本
している。
国立大学改革
【ロードマップ】
改革モデルの先行実施
改革の基本方針の提示
改革の集中実施期間
国立大学改革の先行実施
?大胆な改革を重点的に支援
24年度
25年度
26年度~
国立大学改革強化推進事業
(H24年度予算:138億円)
(取組のイメージ)
?研究面での最高水準の拠点形成
?機能別?地域別の大学群形成に向けた連合連携
?効率的な大学運営のための事務処理共同化
?教育の質保証と
個性?特色の明確化
?大学運営の高度化
国立大学の新体制構築、 機能強化に向けた改革の加速化
?教員養成、医学、工学のミッションの
 再定義
《24年度中》
→大学?学部の設置目的を明確化し、
公的教育機関としての存在意義を
「見える化」
?改革促進のためのシステム改革
○大学関係予算の戦略的?重点的支援
 →各種指標を踏まえて支援対象を
  絞り込み、重点的に支援
○大学間連携、組織改革の促進
 →国立大学改革強化推進事業により
  大胆な改革を重点的に支援
国立大学改革基本方針
国として改革の方向性を提示
?全大学?学部のミッションの再定義
?改革促進のためのシステム改革の加速
《25年央まで》
○予算の戦略的?重点的支援の拡大
○必要な制度改正の検討、提案
例)?多様な大学間連携の制度的選択
(一法人複数大学(アンブレラ方式)等)
?国立大学法人の評価の在り方
?財務上の規制緩和
?国立大学のガバナンスの強化
例)?「リサーチ?ユニバーシティ」群の強化
?機能別?地域別の大学群の形成
大学の枠?学部の枠を越えた再編成等へ
国立大学改革プランの策定
大学ごとにミッションを再定義し
改革の工程を確定
※国立大学改革プランを踏まえた第三期中期目標の策定?中期計画の認可へ
(文部科学省資料より)
図2