本院は、令和元年7月12日付で、公益財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価「一般病院3」の基準を達成していると認定されました。これにより、当該機構が実施する病院機能評価に関して平成16年(一般病院)の初回認定、平成21年(一般病院)及び平成26年(一般病院2)の更新認定に続き、4回目の認定となります。
今回は、特定機能病院?大学病院を対象に新設された「一般病院3」という評価区分を受審し、院内のガバナンス、医療安全、高度医療及び人材育成等を重視した、これまでよりも格段に高い基準による審査が実施されました。受審にあたり、本院ではこれを医療の質を更に向上させる好機ととらえ、病院の基本方針の見直し、診療マニュアルの総点検、患者さん向け案内の充実、患者満足度調査へのベンチマーク分析導入等の数々の改善に取り組んでまいりました。
評価結果では、ICUでの質の高い重症管理機能、多職種による専門チームの活動、医療機器に関する教育の徹底等の項目で最高ランクのS評価を受けました。特に、栄養サポートチーム、ハートケアサポートチーム、緩和ケアチーム等、多彩な専門チームによる高レベルの集学的医療の提供について、大変高い評価をいただきました。また、サーベイヤー(評価者)からは、「病院の改善に非常に真摯に取り組んでいることがよく伝わってきた。大変素晴らしい病院である。」とのコメントがありました。
今後も、当該認定にふさわしい病院として、本院の掲げる理念「信頼と満足を追求する『全人的医療』」のもと、さらなる医療の質の向上をめざして引き続き努力を続けてまいります。
※病院機能評価とは、我が国の医療機関の機能の充実?向上を図るために、公益財団法人日本医療機能評価機構が第三者機関として中立的な立場で医療機関の機能を評価するもので、2019年7月12日現在として発表されている認定病院数は、全国8,389病院中2,178病院となっています。
現在、5回目の認定に向けて日本医療機能評価機構の更新審査を受審中です。