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SUMS プロジェクトによる海外研修を終えて
るので、 いった話自体
れないよう
です。
服部
医療システムの違い
も感じた
という
ことですね
英語で苦労しながらも
世界各国の研究者達と交流を図る
服部
みなさん、 それぞれ
良い経験をされ
たということで、 プロジェクトは実効性を
高めて ると思います。 ところで、 英語は十
分通用しましたか。
澤田
ぜんぜん通用しなかったですね。
服部
それは日常会話ですか。 研究室でで
すか。
澤田
研究室は外国から来た人、 英語を母
国語とし
人同士の
英語で互いに
ですが、 日常生
と非常にわかりづら
服部
スピードとアクセント
相手が分
かっているものとして話す
でそういう時はたいへんです
かって日本人だと意識し出すと少
るのですが。 フランスではどうでし
豊田
もちろん
フランス語が飛び交うので
すが、 それでもイタリア人
スペイン人
のよ
うなヨーロッパの各国から来ている研究者
も多いので 共通言語としては英語というこ
とで、 セミナー等は英 で行われるこ が多
かったです。 英語圏の国の方はあまり来られ
なくて、 日本人にとっては非常に聴き取
りやすい速度 話されていた印象がありま
す。 私の
下手な
英語も彼らは理解しようと
慮してくれて た
と思います。
研究でプロジェクトの話をするとき
は、 テクニカルタームがあって分かりやす
いですね。 また、 研究の話は正確に理解しな
いといけないということもあって、 ゆっく
り確認しながら話してくれます。 しかし、 日
常会話や、 パーティーなどで集まる 全然
わからなくて、 毎週のミーティングでも議
論が白熱してくるとやはり分かりにくくな
りました。
上仁
私は、 臨床見学で病院に行きました
ので、 研究室と違って日本人は誰もいませ
んし、 手術室に行っても、 自分から話しかけ
なければ完全に無視されていました。 自分
から話しかけられるようになると、 受け答
えをしてもらえたので、 開き直 て けば
いいのだと途中で分か た。
ダラスの先生のところでは、 ホームステ
イさせていただけたので、 朝から晩まで一
緒に生活させていただくという貴重な経験
をすることができました。 最初は日常会話
がうまく続かずコミュニケーションがとれ
ませんでしたが、 手料理をふるまったりす
ることで、 徐々に意思の疎通がとれるよう
になり した。 先生からは、 もっと英会話の
勉強をするように、 叱咤されました。
服部
何か困ったことはありませんでした
か。
今まで勉強してこられた過程でこうい
うことをもっとやっておけば良かったとい
うことはありましたか。
ダラス子ども病院 スノッドグラス教授と